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自衛隊のレーダーサイト




山頂に謎の超巨大ゴルフボール!
全国28か所で目を光らせる知られざる秘密施設とは!

誰も近づけない見晴らしの良い山頂を占有し、ハイテク機器と数百人の人員を有する航空自衛隊レーダーサイト
MOLIBITO[守人] Vol.2 (電撃ムックシリーズ)

MOLIBITO[守人] Vol.2 (電撃ムックシリーズ)
4048678698 | 芦川淳 | アスキー・メディアワークス | ¥ 1,296 | 2009-05-18


レーダーサイトは人の近づけない山頂に設置されており、まさに自衛隊"秘密"基地と言えるでしょう。レーダーサイトの目的は外国の航空機や大陸間弾道ミサイルの監視、および友軍の邀撃戦闘機に対する目標までのコース指示が主ですが、そのロケーションの良さも活かして外国の無線の傍受も行います。たいてい山頂まで車の通れる「防衛道路」が通っています。もちろんこの道路は、自衛隊の車両しか通行できません。管理運用しているのはもちろん航空自衛隊で、航空警戒管制団という部隊です。サイトは全国に28箇所あり、島にもあります。レーダの監視は24時間体制、3交代勤務で緊張の連続。山の頂上で気が抜けない24時間態勢の空域監視はまさに最前線です。航空自衛隊北部航空警戒管制団第45警戒群(北海道当別分屯基地)では百人以上もの人員がいます。もともと当別分屯基地は昭和29年に米国空軍が開設したレーダーサイトで当時、米兵と米軍属が240名ほど居住しており、当別はだいぶ活気付いていました。その後、昭和34年にレーダーと兵舎2棟が自衛隊に移管されました。勤務する隊員たちはサイトの分屯基地内に併設している宿舎で寝起きし生活しています。もちろん、このレーダーサイト自体に100人が詰めて勤務しているわけではありません。要員は50名程度です。レーダーサイトでは電源が確保できなければレーダー装置を作動させることができません。このため、サイトではいかなる時も電源を喪失しないよう、非常用電源の確保も万全です。 離島のレーダーサイト 北海道では奥尻島の山頂にレーダーサイトが設置されています。島へはCH-47Jによる物資輸送が行われ、隊員への物資補給が欠かせません。 ガメラレーダー まるでガメラの甲羅のようなユニークなカタチをしたレーダー。高さは34メートルと巨大。ステルスや弾道ミサイルも補足できる超高性能レーダー。 一般人が見学できる? 年に一回、開庁記念日に一般人も見学ができる場合がありますが、行われない年もあります。機密のカタマリである自衛隊レーダー施設は当然、レーダーそのものから付近の木々の様子まで写真撮影が制限される場合もあります。保全隊や私服の公安警察に写真を撮られる覚悟があるのなら行ってみるのもいいでしょう。 背振山分屯基地レーダーサイトは福岡と佐賀の県境の山頂に位置しています。元自衛官で漫画原作者の武論尊氏が勤務した部隊でもあります。隊員は九州出身者が多く、毎日の食事はできれば郷土の料理が食べたいとの声が多く、隊員食堂では給養隊員が日々その声に応えているそう。そのなかでも、佐賀の郷土料理とも言える「シシリアンライス」が人気だそう。メシの上に生野菜と、いためた牛肉を載せた料理で佐賀県の喫茶店では定番。無論、隊員にアキが来ないようにアレンジもしているようです。ところで、そんなレーダーサイト勤務になるには・・・? レーダーサイトには、幹部の要撃管制員と曹士の警戒管制員が配置されていますが、当然、勤務する隊員は航空自衛隊の中でも高い状況判断能力と機密保持能力を持つ者が選ばれます。航空自衛隊の職種でも戦闘機パイロット同様、最前線となり、希望者の倍率は高く、なれるのは一握りの適格者だけです。僻地だからと言って決して島流しなんかじゃ・・・ありません。 

レーダーサイトでは殉職事故も起きうる


山の上のレーダーサイトは静かでのんびりとして落ち着いている勤務地に思えるかもしれません。これが北海道の奥尻島や当別などの真冬の積雪地なら話は別。除雪はもちろん、航空自衛隊の航空施設隊が自前でやっていますが、過去にはあるレーダーサイトで、サイトへ通じる防衛道路の除雪作業において2名の殉職者も出ています。

レーダーサイトの防衛について


陸自隊員による偵察警戒
そんな重要施設であるレーダーサイトの警備ってどうなってるのでしょうか。山の上に戦車がいるのでしょうか。ゲリラ・コマンドーに対してどのような体制を取っているのか、ご紹介いたします。サイトの警備を行うのは航空自衛隊基地警備隊。隊員用に64式小銃や、9ミリ拳銃が配備されていますが、戦車はありません。陸自と色違いのOD単色カラーになった軽装甲機動車が唯一の頼みの装甲(戦闘)車両です。航空自衛隊はそもそも、戦車のような戦闘車両を持っておらず、陸上自衛隊が貸してくれるわけでもありません。また、普段、陸自隊員が分屯基地内に警備要員として、いてくれるわけでもありません。このため警備要員は当然、航空自衛隊員(業務小隊)であり自前で警備しなければなりません。最近になって、陸自と空自合同によるサイト警備訓練が行われるようになりましたが、有事には真っ先に敵の特殊部隊からロケット弾攻撃され壊滅させられる恐れがあるレーダーサイトだけに今後、防御力の向上が期待されています。なお、航空自衛隊で最強の陸戦部隊は「基地警備教導隊」で、全国の基地警備隊へ、コンバットトレーニングを施す一方、有事には特殊部隊的活動を行うものと見られています。 

参考文献
日本防衛秘録/守屋武昌
MAMOR 2013年5月号。


ほんとうの自衛隊のごはん 目達原駐屯地編

ほんとうの自衛隊のごはん 目達原駐屯地編
B00FJ1DOFI | 廣川ヒロト | 電明書房 | 2013-11-12



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