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自衛官の愛用腕時計ってなに?





勤務中の自衛官はいったいどんな腕時計を付けているのでしょうか。
更新日 2016/1/4 15:46:52
自衛隊において腕時計は隊員への支給品ではないため、勤務中の自衛官がつけている腕時計は隊員個人が自由に選んで購入した私物になっています。時間厳守の自衛隊という組織では、調理など一部を除いて通常勤務中に腕時計をつけない隊員はいないのが実情です。では実際のところ、勤務中の自衛官はいったいどんな腕時計を付けているのでしょうか。駐屯地で隊員の腕もとを注意深く見てみました。広報誌を目を凝らしてよく読んでみました。そこで見えてきた答えが、カシオのG-SHOCKです。

G-SHOCKといえば野外活動や軍隊のための優れた時計としておなじみ



そうなんです。自衛官から絶大なる信頼を得ているのはカシオ製のGショックだったのです。ラインナップの中にはアメリカ国防省が制定したアメリカ軍が必要とする様々な物資の調達規格であるミルスペックを満たしたモデルも存在します。とくに迷彩服を着用し、野外で任務に当たる普通科や施設科隊員にはカシオのG-SHOCKが圧倒的人気のようです。 実際の隊員を見ても、報道写真や広報誌MAMORを見ても、訓練ドキュメンタリーDVDを見ても、自衛官のG-SHOCK着用率は非常に高いんです。 パイロットでも訓練生はG-SHOCK。砲迫部隊なども演習時に一分でも間違うと大変ですから、電波で自動修正対応のGショックが喜ばれるようです。 耐久性の高さ、それでいて低価格のG-SHOCKは、自衛官だけでなく米軍兵士の間でも定番のウオッチだそうです。自衛隊、米軍、米警察特殊部隊などにおいて彼らの"相棒"として、第一線で活躍していることは間違いなさそうです。知恵袋で「カレシが自衛官なんですけど、腕時計のプレゼント、どんなのがいいでしょうか?」なんて聞いたら、まず間違いなく回答者の自称・自衛官や、ミリオタに薦められるであろう時計が、このGショックかもしれません。とまあ、オメガのスピマス・プロやさらに高価な手巻き時計を着けている自衛官は少数派でしょうか!?

各国軍の官給品腕時計

例えば、アメリカ軍ではベトナム戦争時代に、兵士へ官給品として腕時計を支給していました。これはディスポータブル、つまり使い捨ての時計でした。安っぽいアナログ時計ですが、BENRUS社、ハミルトンなど有名メーカーが製造していました。文字盤にブランド名は入っていないのが、いかにも官給品らしい佇まいです。一方で、米兵からは日本の「セイコー5」の人気が高かったそうです。安くて壊れないセイコー 5(ファイブ)は、1960年代に発表され、瞬く間に歴史的自動巻き腕時計の代名詞になったモデルです。現在でもラインナップされておりますが、国内より海外向けになっています。このディスポータブルタイプの官給時計は90年代まではあったようですが、現在の米軍では少数精鋭のシールズなどを除けば自衛隊同様に、一般兵員に時計は支給されていないようです。ところが、イギリス軍では腕時計が現在も兵士に支給されています。しかも、うれしいことに日本のセイコーのブランドであるパルサーです。元々、セイコーは80〜90年台においてイギリス空・海軍へクロノグラフを納入していた実績があり、2000年代からはハミルトンのカーキのようないかにも軍用時計といったクオーツ式の「パルサーG10」が空軍を除く、イギリス軍にて配給されているそうです。

「自衛隊公式腕時計」なるもの

腕時計 KENTEX ケンテックス JSDF 陸上自衛隊モデル va- S690M-01-ken 防水 収納ケース付 ベルト
さて、ネット通販でよく「自衛隊制式採用腕時計」なるものを見ますよね。広告によっては「防衛省本部契約商品」と書いてる場合もあります。これはどういった時計でしょうか。自衛隊で隊員に公式に支給されている時計なのでしょうか。どうやら言葉のマジックで、自衛隊の許可を得て自衛隊のマークを付けた「自衛隊をイメージした腕時計」であり、自衛隊員に任務上の必要性から支給されている「官品」ではありません。 製造しているのは国内のメーカーで防衛省本部契約商品として基地の隊員から注文を受け付けているそうです。陸海空をそれぞれのカラーと公式マークでイメージしておりなかなか通好みのようです。 ただ、ネット上の意見を見てみると 「使ってる隊員を見たことがない」とか 「(例えば会社員なら)自分で金を出して自社のロゴの入った腕時計は買わないと思う」 とか・・・辛辣な意見が多いようです。あくまで自衛隊ファン向けの自衛隊グッズと見たほうが良いのではないでしょうか。皆さんも「自衛隊に入れば、あんなカッコいい時計が隊員に一律支給されるでゴワスか!!」とくれぐれも勘違いされないようご注意を。ちなみにケンテックスのこのモデルの写真・・筆者が岩見沢駐屯地で撮影してきた写真を使っています。買ってね。パイロットやダイバーなど特殊な隊員のみですが、自衛隊員に腕時計が支給されるケースも昔はあったようですが、現在の自衛隊では隊員に腕時計を支給していないのが実情です。ですから、自衛隊員は任務に応じた機能を持つ腕時計を自分の好みで選んで付けることができるわけです。ということで、隊員の時計の比率はどうしても信頼性に勝るG-SHOCKが多いようです。そもそも官給品の管理が厳しい自衛隊で腕時計を官給品として支給するならば、よほどまともな時計を支給しないと訓練のたびに壊れてしまって、隊員泣かせになるのではないでしょうか。余談ですが、元陸自隊員は「平時は1個でもいいが国際貢献などで海外に行くのなら2個持つのが当然」と言っています。 やっぱり予備の腕時計があったほうがいいようですよ。



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